倉敷市水島のお客様が『蔵の美本店』に来店され買取致しました。
以前にも来店頂いたお客様が沢山の骨董品,美術品,茶釜,壺,花瓶,煎茶,棗,香合,備前焼,花瓶,壺,他多数を処分する事になりお持ち頂き店頭での買い取りを致しました、中には高額な値札の付いたままの品物も有り見てみると輪島塗の棗で『川端近左』と言う有名な漆工芸作家でしたので蔵の美でも高額査定を付けさせて頂いた所非常に喜んで頂きました。
♦川端近左
川端家は滋賀県(近江)の出身で
代々、京都二条高倉上るに於いて但馬豊岡藩
備前岡山藩などの御用油商を営んでおりました。
家業の傍ら俳諧・俳画・日本画などをたしなみ、特に好きで蒔絵を始めたのが
いつしか(天保年間頃)家業になったと伝えられております。
そうして、江戸時代「近江屋」の屋号と名字の「佐兵衛」より称したのが
初代「近左」の始まりです。
磨かれた漆芸の技とともに、その名が代々受け継がれ
二百年続く由緒ある名跡となりました。