蔵の美に良くお越しになるお客様よりのご紹介で、高梁市まで出張査定にお伺いしエミール・ガレ,花瓶,花入,を査定いたしました。
お客様は美術品コレクターでたくさんの花瓶,掛軸,壺,焼き物をお持ちで、生前に少しずつ処分を考えておられて、今回は、エミール・ガレの処分でお伺いし査定させて頂きました。
『処分していかないといけないけどね~…』と言っていて、ガレに思い出があるようで少し考えるとの事でしたが、それでも私どもが帰る時に『次回来てくれた時に処分するから』と言われ次回の日程等を決めて倉敷まで帰りました。
蔵の美では、査定,見積,だけでも大丈夫ですのでご気軽にお問い合わせください‼
エミール ガレ
Emile Gallé
フランスのガラス工芸家,高級家具作家。
ナンシー(フランス)生まれ。
アールヌーボー様式を代表するガラス器、家具制作の第一人者。1862年からワイマールで絵画、彫刻、博物学、植物学等を勉強し、音楽家リストの存在を知る。1870年父のガラス工場を継ぐ。1878年パリ万博に出品した「月光色」のガラス器等が注目を浴びる。モチーフには植物や昆虫を使い、古来のガラス技法を生かしながらもその流動感や色彩は洗練されていた。1886年家具工房を設立し、1889年パリ万博で最高賞受賞。日本美術の影響も多大で、当時遊学していた高島得三との親交もあった。1901年工芸に於けるナンシー派を設立し、多くの支持者を得た。