以前に総社市のお家に出張査定お伺いしたお客様の娘さんが、今回はたくさんの骨董品を蔵の美本店までお持ち頂き査定致しました。
来店者のお母様が施設に入る事になり大好きだった骨董品を処分しなくてはいけなくなったのですが、お母様が…『以前お世話になった蔵の美さんに持って行って来て‼』と言われたらしく、お母様はお見えでなかったのですが、スタッフ一同『感謝!ありがとう‼』の気持ちでいっぱになりました。
お茶道具が多く“室町時代より四百年以上続く京釜制作を業とする職家”大西清右衛門もあり高額買取しました。
■大西清右衛門(おおにし せいえもん)
大西清右衛門(おおにし せいえもん)は、千家十職の釜師。
大西家は、室町時代後期から400年以上続く京釜師の家。
初代大西浄林が二人の弟(2代大西浄清、大西浄久)達と京へ上洛し、三条釜座の座人となったのが始まりとされている。
四代目当主が清右衛門をなのり、六代目以降九代目をのぞき、代々の当主は清右衛門という名を継いだ。現在は十六代清右衛門が当主。十五代の長男として京都に生まれ、大阪芸術大学美術学部彫金科卒業。
父が隠居の後、1993年に十六代清右衛門を襲名した。
1代 浄林 1590(天正18)年~1663(寛文3)年:(五郎左衛門)
2代 浄清 1594(文禄3)年~1682(天和2)年 :(五郎左衛門) 古田織部、小堀遠州らにつかえ、茶釜師としての大西家の基礎を確立した。
3代 浄玄 1630(寛永7)年~1684(貞享元)年:(仁兵衛)
4代 浄頓 1645(正保2)年~1700(元禄13)年:(清右衛門)
5代 浄入 1647(正保4)年~1716(正徳6)年 :(新兵衛)
6代 浄元 1689(元禄2)年~1762(宝暦12)年 :古浄元(清右衛門)表千家中興の祖七代如心斎天然につかえ、家元好みの釜を多数つくった。
7代 浄玄 1720(享保5)年~1783(天明3)年 :くろ玄(清右衛門)
8代 浄本 1747(延享4)年~1785(天明5)年 :(清右衛門)