岡山県浅口市鴨方町:茶道具,陶器,花瓶,ガラス,出張買取させて頂きました

先日の浅口市鴨方町より沢山の買取させて頂きました中の一点を今日はご紹介させて頂きます。

倉敷ガラス〔クラシキガラス〕

「倉敷ガラス」の始まりは昭和39(1964)年。輸出用のクリスマスツリー飾りとしてガラス玉を作っていた小谷眞三(しんぞう)さんが、倉敷民藝館の外村吉之介初代館長をはじめ民藝運動の有志と出会い、ガラスコップを作り始めたことがきっかけ。透明で薄い工業ガラスが出回っていた当時、民藝館で見るメキシコのガラスのような厚みのある、親しみの感じられるガラスうつわが切望されていた。現在のように情報が豊富ではない時代、眞三さんは手探りの状態から試行錯誤し、独自の技法でコップを完成。そのコップは外村館長に気に入られ、後に「倉敷ガラス」と命名される。眞三さんと息子の栄次さんが手掛ける品々は、普段の暮らしに馴染み、丈夫で実用的。「健康で、無駄がなく、真面目で、威張らない」という民藝の精神を大事に作り続けられている。

◆小谷眞三〔こたにしんぞう〕

昭和5年  岡山県後月郡芳井町に生まれる
昭和34年 倉敷市水島弥生町の自宅で光球製造加工を
始める
昭和40年 日本民芸館賞 入選
水島ガラスを創立。
一人でできるガラス窯をつくり、
研究の末めざしたコップの製造方法を完成
昭和41年 岡山民芸協会に入会
日本民芸館展岡山県民藝協会賞授賞
水島ガラスを倉敷ガラスと改名
昭和42年 岡山天満屋で個展、
世界的陶芸家 バーナード・リーチ氏の
批評をうける
昭和45年 大原美術館東洋館のステンドグラス制作
昭和46年 倉敷市粒江に工房をつくる
昭和52年 日本ガラス工芸協会に入会
昭和53年 WCC(世界工芸会議)京都大会に参加、
一貫製法の理論と実技を発表
昭和55年 京都国立近代美術館におけるガラスの
美術展に出品し、好評を得る。
7月末~8月、WCCウィーン大会に参加
チェコスロバキア、デンマークなどを歴訪
東京シャルダンドルセーヌ展に出品
昭和56年 日本のガラス展に参加、WCC設立の
世界的ガラス美術館への出品を要望され、
外国との交流を続ける。
昭和57年 第1回朝日クラフト展に招待出品
倉敷文化連盟賞授賞
昭和60年 岡山市立オリエント美術館の吹き
ガラスの歴史展に出品。
岡山県文化奨励賞授賞
昭和62年 日本クラフトフェア倉敷大会に参加
平成元年  日本オリエント学会特別会員
平成3年  岡山県オリエント協会員
岡山県オリエント協会員
以後     倉敷民芸館役員
倉敷芸術科学大学教授
倉敷芸術科学大学大学院教授
を務められる。

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