十二支の3番目にあたる寅年が主役の1年ですが、十二支の由来や寅年が3番目になった理由をご存知でしょうか?
すっかり十二支は、動物のイメージが定着していますが、そもそも十二支は動物を指すものではなく、日付や時刻、方角を表すものだったようです。
紀元前1600年頃、農作物の成長を記録するために数える方法として考えられたのが始まりみたいで、初めた頃は元々の漢字ともいえる「甲骨文字」を使っていたようでしたが、十二支が考案されて約100年の月日が経った頃から、今ののように「子・丑・寅・卵…」と漢字が使われるようになりました。
その後、中国の王充(おういつ)という方が、十二支をもっと分かりやすくする為めにはどうしたらいいかと考え、現在のように動物を当てはめて数えるようになったそうです。